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《 谷川うさ子さんのお役立ちカウンセリング 》

日本と世界の現在。信用と信頼というものが
新・金融資本にとって阻害要因とみなされています。


■日本人の危機は脳の働き方が「主観の働き方をするから」に原因と理由がある。
世界でも最低レベルの「主観」の理解の仕方と対策の必要を教えます。


平成25年8月27日の日本経済新聞に、日本人の脳の働き方にかんする二つの記事が載っていました。一つは「認知高齢者向けのデイサーヴィスの施設を増やす」というものです。
 日本人の脳のトラブルの認知症(痴呆)は462万人(2012年)で、「65歳以上の高齢者の15%」、この半分が「アルツハイマー病である」、「2025年には470万人に増える」といわれています。ここでは、「認知症(痴呆)の高齢者が増える」「認知症(痴呆)の半分がアルツハイマー病である」ということが二つの記事の要点です。
 
 認知症とは「痴呆」のことです。言い方はともかく、脳の働き方からは「痴呆」以外のなにものでもありません。基本の症状は「もの忘れ」「憶えられない」「忘れる」の三つです。個人べつの症状として、「問題行動」とか「異常言動」があります。
 
 この二つの記事で注目しなければならないのは、「痴呆」も「アルツハイマー病」も、「原因が分からない」「どんどん増えていく一方である」「65歳以上になると、65歳以上を全体ととると15%とか30%とかの割合になる」「製薬会社は、薬を開発して治そうとか、あるいは進行を遅らせようとしている」ということが要点です。
 
 主観の脳の働き方の目でみると、ここでいわれていることは、「絶望と無気力」、そして「困っている人々がこんなにも。デイサービスの大手企業、製薬会社はがんばっていますね」と見る人は多いでしょう。

 しかし、ポルソナーレが40数年をかけて研究・開発してきた脳の働き方の「人間は、言葉をどう生成するのか?」の解明と、ここにもとづく心身の健康へのアドバイスの観点からみると、「致命的な欠陥」を抱えている企業活動であることと、「困っている人をなんとかしよう」という人間本位の必要(ニーズ)を「コスト」とみなして、そこに発生しているトラブルを単なる「市場」であるとみているということになります。

 製薬会社のいうアルツハイマー病のとらえ方は「アミロイドβ」や「タウ」(たんぱく)の異常発生である、というものです。彼らの哲学は「帰納と確率」ですから、普遍的な法則は不問にします。したがって、自分らが今所有している「クスリ」や「技術」という「商品」をどのように「市場にバラまくか」(継続的に供給するか)ということをおこなっています。

 見せかけは、「治す」とか「症状を遅らせる」とか美しく言うでしょう。介護する人の負担が軽くなる、お役に立ちますと言うでしょう。これらは、単にイメージ(シンボルとしてのキャッチコピィ)というものです。これらは、「金融資本」の利益増殖のための「阻害要因」(つまりコスト=勉強、知的な理解)というものを排除した結果の「効率」という戦略の上に乗っています。アルツハイマー病の研究開発は、「アミロイドβ」なり、「タウ」(たんぱく)というのは結果論にしかすぎないのに、そこを分かって「クスリ」をつくるというのは、病理にたいしての「作為」という「ダマシ」にしかすぎません。

 もし、こういう簡単なメカニズム(演繹による解明の仕方によります)も分からないとすれば、相当な無知による悪質さをまことしやかに語っているということになります。

■日本人は、日本語の文法が已然と未然の「主観」なので、ものごとを「客観で思考する」ということが、どんどん不能になっています。「できない」ではなくて「不能」です。
 多くの人は、「今、自分は仕事をしている。だから客観の中で、客観を思考している」と思っているでしょう。
 それは、「2008・秋・リーマンショック」までの話です。アメリカの哲学のプラグマティズムが、「物」や「商品」の「信用」とか「信頼」を当てにして資本を投下していたころの懐かしいレトロの話です。今は、プラグマティズムは、大きく後退しています。代わりに肩で風を切って大手を振って道の真ん中を歩いているのは「帰納と確率理論」です。
 「帰納と確率理論」は、信用と信頼を「コストの阻害要因」とみなします。人間にも適用されます。いちばん喜ばれる人間は、ニート、痴呆、引きこもり、自殺未遂者、強迫神経症の人、などです。
 これらの人は、どんどん壊すし、どんどん消費するからです。

■こういう説明は、「何のことだか」と不明に思う人は多いでしょう。
 こういう不明の薄暗にいる人は、いちばん危いと警告します。


■日本と世界の現在。
信用と信頼というものが新・金融資本にとって阻害要因とみなされています

 
この夏、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミでレクチュアした基本的なテーマは、「今、世界はもちろん日本でも、『信用』や『信頼』というものが、利益を追求する上での阻害要因とみなされている」ということでした。

 みなさまの中には「信用」や「信頼」といっても、「それはひとりひとりの人間が思ったり、考えたりするもので、経済社会にはちゃんとあるのでは?」と思う人がおられるかもしれません。これは、倫理というものの考え方のことです。倫理は、ひとりひとりの人間が、「自分の行動秩序」として決めてあらわすものの考え方のことです。たいていは、個人的な好き・嫌いとか、人に嫌われないためとか、仲間ハズレにならないためとか、他人のやっていることをマネするといったことが、こういう個人の行動秩序をつくります。ここでも「信用」とか「信頼」ということが言われることがありますが、今の新・金融資本の実体が捉えている「信用」や「信頼」は、こういうものではありません。

 日本人は、日本語の文法が已然・未然の「自分自身にとって」ということを認識の基準に立てるので、「信用」とか「信頼」といっても、哲学が定義する概念としての「信用」とか「信頼」とはまるで、似ても似つかない意味をイメージとして思い浮べます。「信用」も「信頼」も「自分が気持ちのうえでしっかり持てばいいものだ」というように「信じる」という言葉と同じに見立てています。「信じる」というのは、「念じて感情で意味づけする」という内容です。こういう「信じ方」は、快楽の欲求と同義ですから、秋の日の空のようにコロコロ変わりやすいということを特質にしています。

 「信用」とは、対象の中味をよく分かること、そしてその対象の中味と関わりをもつこと、その関わりを持続的に維持すること、をいいます。牛乳なら、食品としての栄養成分がある、その栄養成分をよく分かる、その栄養成分と長期の関わりの思考をもつ、というのが「信用」です。

 堤未果の『(株)貧困大国アメリカ』(岩波新書)のルポを読むと、アメリカの多国籍企業(conglomerate)は、牛に抗生物質を大量に与え、成長ホルモン剤を大量に与えて、牛乳や牛肉を安い値段で販売しています。これが「信用」ということの解体の「事業モデル」の例です。

 「信頼」とは、「信用」のつくる中味をよく理解して説明すること、この「説明が伝わると確信して、関係を心的に成立させること」をいいます。

 「この牛乳には、カルシウムとかビタミンD、タンパク質が含有されています」といえば、これ以外の有害なものは無い、身体の健康や生命の維持に役に立つはずだという内容の理解を脳に、表象していることになります。「これが伝わるはずだ」というのが「信頼」です。

 アメリカの新・金融資本のビジネスモデルは、牛乳の中に抗生物質や成長ホルモン剤といった人体にとって有害物質が入っていることで、「健康」や「生命の維持」という内容の「信頼」を破壊させています。

■重要なことは、日本人の脳の働き方(言葉の生成のメカニズム)です。日本人の「脳の働き方」は「ブローカー言語野・3分の1の言語野」と「ウェルニッケ言語野」で日本語をしゃべったり、聞いたり、書いています。「信用」とか「信頼」は、脳の言語野「ブローカー言語野・3分の2の領域」で表象します。すると、日本人の脳には全く表象しないので、「世間意識」でものごとを理解するしかありません。

耳触りがよくて、快楽に感じるかどうかが主観の判断の基準になっています。これは、日々、毎日、脳を快楽の状態にするスマホ、炭酸飲料、ゲームで「副交感神経」を優位にすると、「世間意識」すらも消失するので、主観の中で、自閉的に恍惚状態となり、「信用」とか「信頼」にかんする「学習」も嫌う日々になるという特質をもちます。

■掃除を嫌う、運動を嫌う、部屋の整理整頓・清潔を嫌うということがあれば、それが「信用」や「信頼」の解体です。今、世界の新・金融資本はこのようにしてコストを取り除き、収益を上げるというグローバル経済戦略を強力に押しすすめています。

■脳の働き方の「簡単学習」です。交感神経をいつも働かせることが重要です


 ポルソナーレが解明した脳の働き方のメカニズムの本質は、自律神経が働いていて、この自律神経が、脳と身体の生命を維持しているということです。とくに、交感神経の働きが中心になっています。脳の中で交感神経の働きが止まっている人が「健忘症」なり「記憶障害」なりをつくります。この交感神経を止めるものの代表例が「炭酸飲料」「ゲーム」「しょっちゅうスマホのアプリに依存すること」です。ゴロゴロしたり、強迫観念のイメージを思い浮べるのは、交感神経が止まっている現象です。交感神経を働かせるとたいていの心の病は治ります。

■今、日本と世界の経済社会で最大の問題になっているのは「信用」と「信頼」の喪失です


 堤未果のルポ『(株)貧困大国アメリカ』(岩波新書)を読むと、アメリカでは、物、商品、人間、人間関係の中の「信用」と「信頼」が、わざわざ壊されているのだな、ということがよく分かります。同著をお読みになるときは、この「信用」や「信頼」が「競争にとって阻害要因」とみなされているのだな、ということをキーワードにして観察的に読むことをおすすめします。

 ところで「信用」とは、「信じる」とか「口約束のようなもの」ともし考えていれば、哲学の定義では違います、ということをご説明します。
 ハンナ・アーレントは、人間とかかわるとき、「誰・who」を分かること、この「誰・who」と関係を長く続けることが「信用である」といっています。「誰・who」とは住所、氏名、年齢、性別といったことではありません。活動して、その活動の中身を誰の目にもハッキリ分かるように現わすことが「誰=正体」です。

 したがって、ニートとか引きこもりの人は、「誰=正体」をあらわせないということになります。食品の牛乳を例にとると、栄養成分(カルシウム、ビタミンD、タンパク質)の中身を分かること、これを表すことが「正体=信用」です。「信頼」は、この信用の内容を理解すること、伝えること、伝わるだろうと確信することをいいます。

 この「信用」と「信頼」がつくる関係のルール、きまりが「一般法則」および「常識としての法則」です。この法則にもとづいて現実のさまざまな現象や出来事の「真」(しん)「偽」(ぎ)を判断するのが「演繹法」です。

 アメリカでは、この「信用」と「信頼」が、コスト競争の上でジャマだとみなされて壊されています。

 日本は、日本人が、日本語の文法の已然と未然の主観でものを考えるので、脳の働き方がつくる言葉の中に「信用」や「信頼」というものがありません。
 この「信用」と「信頼」が無ければどうなるのかというと、アメリカを例にとると、年間数百万人の食中毒を起こす人がいるという事実をつくり出していることが象徴します。人間の中でも、人間関係でも、職場でも、食中毒の症状と共通する病理が起きます。

 対策は、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミで、「信用」と「信頼」の栄養価に匹敵する「法則」を習得することです。

■日本人の脳の働き方の最大のテーマは、「信用」と「信頼」の働きができないことです


 人間の脳は、「信用」と「信頼」というものをつくり出します。このことは、ふだん、誰も考えません。しかし経済社会は、「物」「商品」「人間」「人間関係」の中の「信用」と「信頼」を、利益のためには「阻害要因」だとみなしています。これは、堤未果のルポ『(株)貧困大国アメリカ』(岩波新書)の中の事例の一つ、一つに共通している実体です。

 人間の脳で、「信用」と「信頼」をつくり出すのは「ブローカー言語野・客観の言語野」です。自律神経の交感神経がつかさどっています。ところが、日本人の脳の働き方はこの「ブローカー言語野・客観の言語野」ではありません。日本人は、主観の言語野(副交感神経の支配ゾーンのブローカー言語野・3分の1)で言葉を憶えて、ものを考えています。したがって、昔は、「信用」とか「信頼」というものを理解させたり、守らせようとすると、この「主観」の言語領域で、犬や猫、牛や馬のように憶えさせるということをおこないました。「約束を守らなかったら死刑」(切腹)、「一方的に殺す」(手打ち、果し合い(決闘)など)ということで実行させていたのです。

 現代の「信用」「信頼」は、欧米人が確立しました。
 法やルール、契約をつくって「信用」を確立し、これに関わるという「信頼」を実行していたのです。日本人は、「信用」や「信頼」をつくる脳の働き方をしていないので模倣していたのです。模倣とは「マネ」のことです。

 しかし、「2008・秋・リーマンショック」の以降、アメリカを中心にこの「信用」と「信頼」が破壊されています。
 すると日本人は、「模倣する信用と信頼が突然、消えた」ので、「あ、もうマネしなくてもいいんだ」と思い、もともと自分の脳には「学習してようやく身につく信用、信頼は無い」ので、自然発生的に虚偽や嘘の行動、言葉がどんどんつくり出されているのです。

 これが、今の日本人の病理の中心像です。これは、副交感神経がつくるので、自己免疫疾患や「ガン」、「痴呆」の発生の根拠にもなっています。

 対策は、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミの教える一般法則や常識としての法則の学習です。
 お心あたりの方はぜひ、学習におとりくみになってください。
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