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《 谷川うさ子さんのお役立ちカウンセリング 》

日本人の心と身体の病理と対策
日本人は対人関係の中でなぜ孤立するか 4


 みなさま、こんにちは。ポルソナーレの谷川うさ子さんです。
 平成25年5月14日に、大阪市長の橋下市長が「昔の日本の軍隊は、慰安婦を必要としていた。日本人の性の欲求を満足させたのだから役に立っていた」と、沖縄にまで行ってしゃべりました。在沖縄米軍司令官にも、「もっと風俗の女性を利用したらどうですか」と話して、その司令官を凍りつかせた、ということが報道されていました。これには、沖縄を中心とする女性団体から抗議が送られたということでした。

 これは、日本人の脳の言語野に「他者性」というイメージの中身がすっぽり抜け落ちているということの見本です。

 「他者性」とは、ヘーゲルも吉本隆明も、脳の働き方として説明しています。ハンナ・アーレントも、『人間の条件』(ちくま学芸文庫)の中で説明しています。マルクスも、「自己疎外」といういい方で説明しています。

 「他者性」とは、生まれたその日に、「母親の顔色」を見たり聞いたりして長期記憶するのが始まりです。一歳ごろになると、「指差し」といって、遠くのものを指さしますが、このとき母親が「あれはハト。ハトさんですよ。なにかおいしいものを食べているのよ」と話します。これを専門用語でいうと「現在母親発話」といいます。この「遠くのものを見る、母親の言葉を憶える」というのが「他者性」です。

 三木成夫も『内臓のはたらきと子どものこころ』(築地書館)で「三歳の子どもは、なんでも『これなあに?』『これ、なあに?』と聞く」といっています。この『これなあに?』のイメージにつくられる『これはかいぼうの本』という言葉が「他者性」です。

 「橋下市長」の「旧日本軍の従軍慰安婦は男性の性欲を満たすために必要だった」という発言は、「他者性」を教えるのは「母親である」という人間の「生きられる時間」を脳につくることの知的観点が欠落している、自分の性的な欲望を拡大して、女性や男性を「主観」でしゃべっている、というところに日本人の今の心と精神の病の病理を象徴させています。
 
 大阪市にかぎらず、日本人の間に「ニート」「引きこもり」「孤立無業者」が多く、今は、「無縁死」と「共同墓を生前契約する」状況になっているのは、橋下市長の発言にみる「他者性」の欠落が背景にあると考えることができます。



 大阪の橋下市長が、旧日本軍の従軍慰安婦は必要だったと発言し、また沖縄の在日司令官に、日本の風俗システムをもっと利用したらどうか?という主旨のことを会見でしゃべったことについて、記者会見で話していました。

 「アメリカと日本の風俗にかんする文化の違いがあることを考慮しなかったことは、反省するが、発言そのものを撤回するという考えはない」という主旨が語られていました。

 これは、発言の内容がどうのこうのということよりも、もっと根本に問題があります。それは、日本語の「文法」を学習して憶える「脳の言語野」は「主観」の言語領域であるということです。橋下市長ほどの見識をもつ人でも、主観をしゃべる脳内麻薬のドーパミン分泌の快感の魅力には勝てないということが、本当の問題です。

 欧米人も、橋下市長のいうことは理解するでしょう。しかし欧米人がこのように発言すると大問題になり、公職を辞めるまで追究されるのは、脳の働き方の言語野の「客観」の言語領域でbe動詞やsein動詞が成立しているからです。橋下市長の発言は、「客観」すなわち「他者性」ということにかんする学習や言葉の訓練がないことによる異常とは、どういうことか?を、よくものがたるものである、といえるのです。この時、脳の中には、脳の快感原則にしたがって「トカゲの脳」(目先の快感のドーパミンを分泌する。中隔核のことです)が脳内で最強の快感をつくり出しています。

 「明るさとは滅びの始まり」とは太宰治の名言ですが、この「明るさ」とは「過剰なドーパミン分泌の快感」にもあてはまります。
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谷川うさ子さん

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