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《 クマ江版・おそろし 》

スクールカーストと脳の働き方百物語・第四話

クマ江

クマ江
熊野クマ江さん
こんにちは。熊野クマ江です。
 「スクールカースト」(小・中・高校生の学校のクラス内にできているグループに上下関係があるという社会現象)のことです。

 『野ブタ。をプロデュース』(白岩玄(げん)、河出文庫)は小説ですが、カーストの「上」の高校2年の男子生徒が、編入生の男子生徒を「クラス」から「全校生」の間で「人気者」になるよう演出していくという物語です。『桐島、部活やめるってよ』(朝井リョウ、集英社文庫)と対照的な小説です。共通しているのは「一人称」で書かれていることです。

 「一人称」で小説の文章を書くというのは、実際に書いた何人かの作家のいわく、非常に苦しい作業だということです。あまりにも主観で書くために客観性がなくなり、「真夜中に書いたラヴレターとか、骨肉の怨念(おんねん)の恨みごとの手紙」のような脳の働き方になるということです。

 『野ブタ。をプロデュース』の主観の傾向をよくあらわすのは、同じクラスにいる女子高校生が「昼食の弁当」をつくってきてくれて、これを二人で空いている教室で食べるというエピソードです。
 主人公の桐谷修二君は、弁当をつくってくれる女の子を「彼女ではない。その予定もない。どういうつもりもない」という考えをもちながら、毎日、つくってきた「弁当」を食べます。主観とは、こういうところによく出てきます。
 社会常識の法則からいうとこの「お弁当」は「関係の媒介」というものです。小説だからどんなシチュエーションも不問にするという考え方もありますが、こういう現実の法則を不問にするというところに「スクールカースト」の何ごとかが反映されています。

 脳の働き方から説明すると、男性と女性の脳の違いは大脳辺縁系の「視床下部」(欲の脳)にあります。男性は「背内側核」といって、自律神経の交感神経の中枢で性衝動や認識を、「脳の言語野」につなげています

 白岩玄さんか桐谷修二君のように「社会性の法則」や「マーガリンを塗ってもらえなくて寂しそうにしている食パン」といった主観でものを考えると、「左脳・ブローカー言語野・3分の2のゾーン」の言語野が完全に止まります。「背内側核」の自律神経の交感神経が止まるのです。

 すると、これは、大脳生理学者(クリスティーヌ・テンプル、『脳のはたらきとしくみ』講談社BLUE BACKS)のいうコルサコフ健忘症をつくる脳の働きを意味します。
 コルサコフ健忘症には二通りがあります。「新しいことを全く憶えられない」(前向性健忘症)「学習したことをどんどん忘れる」(逆向性健忘症)です。

 「スクールカースト」というのは日本語の「文法」の「内扱い」の人間関係のことです。こういう「内扱い」のグループをつくって「上」とか「下」とかの中で楽しくか、もしくは辛くかの人間関係をおおこなうと「外扱い」という「客観」のものの考え方が消えてしまい、自律神経の交感神経が止まります。男性の場合は、「健忘症」という記憶障害になるのです。

 主人公の桐谷修二君のように、毎日毎日、クラスの女の子(マリコさん)が作ってきてくれる昼食の弁当を食べながら、人間関係の法則を無視するのは「逆向性の健忘症」です。

 女性の脳は、大脳辺縁系の中枢神経「視床下部」の「視索前野」です。副交感神経の中枢です
 女性が「みたいな感じ」「てゆーか」「みたいな」などのジャルゴン失語症をしゃべると「客観」と対立して攻撃的に排除していることを意味します。中隔核(トカゲの脳)セロトニンを作用させて「社会のルール」を拒絶するということの延長で「ピック病」をつくるのです。
 コルサコフ健忘症よりも「人格異常」とか「言動の異常」をあらわすのが、「ピック病」です。

 『野ブタ。をプロデュース』も『桐島、部活やめるってよ』も、このように健忘症とかピック病の言動が描かれています。「おそろし」ですね。


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