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ポルソナーレ 今の日本の脳の働き方と病気のリポート
「個人べつの病気と症状の傾向」 No.7
 私は、一人でいるときにいつも不安なことを空想しています。でも、楽しいこともあるので、楽しいことも空想してなんとかやっています。
 現実的なことを考えると、いつもうわの空で一度にいくつものことを考えていて、死にたいと思ってしまいます。

■ 相談の事例
「私は、一人でいるときにいつも不安なことを空想しています。でも、楽しいこともあるので、楽しいことも空想してなんとかやっています。
現実的なことを考えると、いつもうわの空で一度にいくつものことを考えていて、死にたいと思ってしまいます」
(山口洋子。19歳。女性。フリーター。神奈川県平塚市)。
(お知らせ……人物は仮名です。特定の人物、地域、団体、職業とは無関係です)。

■ 相談の内容
 私は、今、19歳の女です。今、思うと中学2年のとき、学校を休みがちになったころから一人で家にいるときに、あれこれと空想するようになったと思います。父親がいなくて、母親も働いていたので、一人でほったらかされていたといいますか、放任されていたので、自分のやること、考えることに何の制約も加えられることがなかったので、空想しつづける心のクセのようなものがついた気がします。

 バスや電車に乗っているときに、風景を見て何かを思うとか、興味のあることについて本を読みながら考えるというのではなくて、自分の不安だったこと、人から言われたときの状況の中の不安なことを、物語のようにずっと空想しつづけるのです。不安なことは、ここで気持ち悪くなったら困るなということを考えて不安がひどくなって、どんどん気持ち悪くなってしまう状態になることをストーリーのように考えます。

 人から何か言われて不安になったときは、空想の中で、その人に向かって言い返したり、私は、あんたのそういうところが嫌だと思う、変だと思うということを言っています。興奮して考えつづけます。このときは、一方的に言い返している自分の姿が思い浮びます。
どんどん追及している自分がすごく成長しているような気になって、誰からも認められているような元気であふれてくるのを感じます。

 でも、学校とか、友だちが集まっている場面の中では、何か、変なことを言ったり口走っているようで、ハッキリとは指摘されませんが、自分の頭の中で感じていることと相手との関わりに妙なギャップを受け取って緊張します。するとこんどは不安な気持ちを中心にしたストーリーをえんえんと空想してしまうのです。一日中、その不安なことが気になって頭から離れません。次の日も同じように不安なストーリーが頭にこびりついて、ほとんど何も食べられなくなってしまいます。外に出るのがこわくなりました。

 ひとりで家にいるときに、インターネットのサイトで、人のことを悪く言ったり書いたりしているサイトをよく見ます。
 ここに書かれている言葉や文が今の自分の気持ちにぴったりのことを見ると、この言葉をつかって空想で、人にやり返したり、やっつけるストーリーを思い浮べつづけます。NHKの受信料が払われていないとか、学校給食費が払われていないというのを目にすると、「払わなくてもいいんだ」というストーリーを一日中、空想しつづけるのです。何かをしたくない、やりたくない、ということがあると、しなくてもいいんだ、払わなくてもいいんだというストーリーが目まぐるしく、鮮明に思い浮びます。コンビニに行ってもこんなストーリーが目まぐるしく思い浮ぶので、葛藤が起こって身動きがとれなくなって頭がすごく疲れます。

 ここまでくると、約束していたところに出かけるのもすごく嫌になって、約束の日がすぎるまで不安で頭の中が一杯になります。どうしても約束のことをおこなうときは、そのことが使命感のように思えたり、何か、戦いのように覚悟を決めるといった気分になります。
 友だちと会うときも同じです。友だちと会うときは、会うと楽しいので不安はなくなります。帰りも楽しくおしゃべりをして帰ってきます。
 約束を守ったり、約束どおりにすることは出来るのです。でも、できるのに、出来ない自分が、「一体、どうしたんだろう」と全く自分でもよく理解できません。

 友だちとメールしたり、電話をするのも不安で、怖いです。外出するときと同じになります。メールしたり、電話をする前に、不安なことをストーリーのように鮮明に思い浮べます。だから、相手の人から何度も何度もかかってきたり、何度も着信を見て、戦いに行く気分で返事をするといった具合です。メールの返事を書いたり、電話で話すことは、ちゃんとできます。でも、メールしようとか、電話しようとするときも、いろんな言い訳をストーリーのように空想するので、そういうストーリーが思い浮ばないときは、止めてしまいます。

 この頃は、友だちに「裏切った」とか「ウソつきだ」と言われるようになったのが悩みです。言い訳のストーリーを思い浮べながら話していると、相手の人が質問してきます。質問にはちゃんと答えているつもりですが、相手の人は、何かを感じとってか、ヨソヨソしい口ぶりになってきます。言い訳がその場逃れのことが多いので不信をかったのかもしれません。
 「言語障害じゃないの?」とも言われました。

 私は、人と話すときに「この人は、私の話を人に言わないだろうか?」という警戒心がとてもつよいのです。また、自分が話すことを相手の人は、どう思うだろうかとすごく気になります。私の話すことは、いつも人の反感をかうことが多いようなのです。そして、自分が人に話したことは、いろんな人に、どんどん広がっていくような気もします。だから自分のことを話すときは、どこまで話していいのか?の範囲が分かりません。いつも相手の人が喜びそうなことをつくって話しているような気がします。

 私の悩みというのは、結局、何なのかがよく分かりません。人に嫌われたくないという気持ちがいつも働いています。自分に好意をもってくれる人よりも、自分に好意をもっていない人のことがとても気になります。何とか、自分の方を向いてくれないだろうか?と思って気になってしかたがありません。

 私は、自分を卑下しているのかもしれません。この人には、自分はふさわしくないな、とか、この人の相手にはなれないなとか思ってしまいます。相手の人がふつうにしゃべっていることでも、自分のことの欠点をあげつらわれている気分になるのです。だから、どんなに仲良さそうにされても、本気で付き合うのがコワイといいますか、辛気くさいという気持ちになります。嫌われるのがイヤだから、どこか軽い調子になったり、相手に合わせて「いい人だ」と思わせるように考えています。私には、相手の人が好きでいてくれているというのがどうしても分からないなというか、心を開くというのがどうしても分かりません。人と仲良くできても、誰かが言ったように「相手の人を裏切っている、相手の人にウソを言っている」というコンプレックスがあるために、安心できないんです。

 私は、自分の本心を言うことができません。こっちが心を開いてもまた踏みにじられるんじゃないか、受けいれてくれないんじゃないか、が気になっているからです。だから、「嫌いになられる前に嫌いになってしまえ、自分が約束を破る前に初めから破ってしまえ」という気持ちがいつもあると思っています。

 私は、心の底で何を思っていて、何を伝えて相談したいのかがまとまらず、よく分かりません。私は、何が分かっていないのか、本質として何を確立すればいいのか?をすごく知りたいと思っています。

● ポルソナーレの「指示性のカウンセリング」とはこういうものです

(1) 人間は、ものを「考える」ということをおこないます。この「考える」ことには、ものごとを「分かる」という意識と、ものごとと「関わりをもつ」という二つの人間的な意識でなり立っています。
 「分かる」という意識は、胎児から乳・幼児、寝たきりの人にも働いているものです。
 事例の女性の「空想する」(ストーリーのように空想を展開する)というのは、「分かる意識」(了解意識といいます)だけが働いている状態のことをいいます。「関わる意識」というものが切断されたり、放棄されるとこういう病気の精神活動になるのです。

(2) 女性ならば、台所の仕事をしながらぐるぐると頭の中で別のことを想念として思い浮べつづける、ということを経験することがあるでしょう。
 生理的な身体は、台所のことと関わっていても、頭の中では、不安なことや不快に感じることにぐるぐると思いをおよばせて空想しつづけています。このことは、頭の中で「考えること」(言葉)を、自分が関わること(対象)の中身や内容に学習によってむすびつけないと、いつでも「了解意識」だけがひとりでに働きつづける、ということを示しています。

(3) それでも、現実は、「関係づけること」を強いてきます。一人の人間は、社会の中でしか生きられないからです。現実との関係は、本人が主観的に避けたり逃避したり、回避しても、「消費」とか「消失」「償却」といった形で迫ってきます。こんなふうにして「精神」は病気になっていき、「身体」は自己免疫の疾患をつくり、「生活」は貧困に陥っていくのです。



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