谷川うさ子トップページへ ポルソナーレ電話0334966645
ポルソナーレ メール

うさぎです。
ポルソナーレ 今の日本の脳の働き方と病気のリポート
「個人べつの病気と症状の傾向」 No.69
日本人の脳の働かせ方の仕組み
■日本人の「グレーゾーンのうつ病」の脳の働かせ方の仕組み
■特集・「バーナム効果」を求めて手離さない日本人の病理の現在……
『3日で運がよくなる「そうじ力」』(舛田光洋・ますだみつひろ)に見る「日本人のうつ病」とは、こういうものです。

みなさん、こんにちは。ポルソナーレの谷川うさ子です。

 「そうじ力研究会」というものがあるそうです。
 舛田光洋(ますだみつひろ)がこの会の代表をやっているということです。じっさいにそのような会があるのか、どうかは分かりません。『3日で運がよくなる「そうじ力」』とこの類本を売るために実体を見せかけるためのカヴァーかもしれません。

 『3日で運がよくなる「そうじ力」』(王様文庫・刊)を見ると、書かれていることは、「バーナム効果」のことばかりです。

  1. 「そうじ力」とは、そうじが心にもたらす劇的な力のことだ。
  2. 「そうじ力」は、人間の運命を好転させる力がある。
  3. 部屋を磨くと「招福のオーラ」が輝く。「新しい恋をしたい」「幸せな結婚をしたい」「美しくやせたい」「パートナーと別れたい」「仕事で成功したい」「お金を貯めたい」「ツイている人になりたい」などの効果がある。
  4. 「そうじ」は「マイナスのエネルギーをとりのぞく力」と「プラスを引きよせる力」など、どんな夢でも叶える強運パワーをもっている。
  5. 「部屋の状態」は、「自分自身をあらわしている」。「部屋を見ることは、自分自身を見ること」と同じだ。
  6. 恋愛、仕事、家庭に問題を抱えている原因は、全て「部屋の汚れ」に行きつく。

舛田光洋がのべているところの要点をご紹介しました。これがどのように「バーナム効果」であるのか?についてお話します。

心理学者「スナイダー」は、「バーナム効果」をもつ記述には、二つの特徴があると説明します。

  1. 抽象的で、曖昧な表現が多い。日付けや具体的な出来事の描写はない。
  2. 仕事や、対人関係の悩みは、誰もが抱えているので、具体性のない内容でも多くの人が納得する。

誰もが思い当ることをたくさん並べてある。たいていの人には、どれかが当てはまる。

  1. スナイダーが、「バーナム効果」の実験に用いた「誰にでも当てはまるような文書」の一例。
  2. 「あなたは、他人から好かれ、ホメられたいと願っている」
  3. 「あなたには、まだ使っていない能力がある」
  4. 「あなたは、今、性的なことで自分では適当でないと不満をもつ状態にある」
  5. 「あなたは、自分でものを考えているという自信がある。証拠が十分ではない他人の発言はけっしてうのみにはしない、という自信もある」
  6. 「あなたのもつ望みや願いのうち、いくつかはあまり実現性がない」
  7. 「あなたの生活における目標の一つは安全であることである」

(『不思議現象、なぜ信じるか』北大路書房、1995年・刊。菊池聡、谷口高士、宮元博章・編著)

 「バーナム効果」とは、「バーナム・サーカス」が由来です。誰もが喜びそうなメニューをたくさん用意したことで「人気」になった、ということから「社会心理学の用語」になりました。
 「バーナム効果」の類本がたくさん出回って、多くの人がかけらも疑わずに信じこむ理由は、どこにあるのでしょうか。
 このような「そうじ力」といったことを語る本や人の話を聞いて受け容れることを「多元的無知」といいます。「知らないのに知っているフリをする」とか「知らないことを知っているのに、知らないのは自分だけだと思い、知らないことを隠す」というのが社会心理学の用語の「多元的無知」の内容です。

 このような舛田光洋ののべる「そうじ力」なるものを読んだり聞いたりして、すぐに受け容れる人と、全く受け容れない人の二通りがあります。「受け容れる人」とは、「そうじ」なら「そうじ」という言葉を聞いたり目にして、「そうじ」ということの『意味』を全く考えられない人です。「言葉」には『意味』がある、ということはもちろん分かっています。だから「好運が舞い込む」といった本来、正しい意味ではない「負の意味」を憶えこむのです。つまり、もともとの正しい『意味』は憶えられないが「負の意味」ならば「憶えられる」という人のことです。

 「そうじ」という言葉は憶えられる。しかし、「そうじ」という言葉の『意味』は憶えられない。
 こういう脳の働き方のソフトウェアのメカニズムがあるのです。そういうことは初めて聞いた、という人は多いでしょう。このことは、ポルソナーレが『脳の働き方のソフトウェアのメカニズム』を解明して、初めて発言しました。

 「聴覚障害」というものがあります。
 病理的には、仕事で電話の受け付けなどをする人が、突然、「難聴」になるというのも「聴覚障害」です。自宅に電話をすると、乱暴なものの言い方になって、イバる人、とか、クレームや文句を言う電話で話すときにハーハーと呼吸が荒くなる人、なども「聴覚障害」です。自分の心理状態がおもわしくない時に、話す内容の脈絡と無関係に「話」が飛躍して、攻撃的なもの言いに変貌する人、なども「聴覚障害」といえましょう。

 これらの人の「脳の働き方」のメカニズムに共通するのは「言葉」の『意味』を脳の中に記憶できないというシステム上の特性です。
 その起源は、「乳児期」にあります。

 人間の脳は、じつは、胎児、新生児、乳児、乳幼児、そして幼児、少年とずっと同じ「脳」を働かせています。
 だから、人はみな、自分の「子どもの頃」を憶えているのです。この「憶えている」という「憶え方」には、二通りがあります。一つは、「子どもの頃のこと」なのに、「つい、昨日のことのように思い出される」という記憶の仕方です。もう一つは、「あれほど苦労して憶えようとがんばったのに、まるで一つも憶えていない。憶えているのは、10個のうち一つか二つだけだ。残りは全部、きれいに忘れた」という憶え方のことです。
 前者を「右脳系の記憶」といいます。後者は、「左脳系の記憶」です。

 人間の脳は、つねに、「左脳」と「右脳」とは、相互に連携し合って働いています。相互に連携して働いていない場合は、「夜、寝ている時だけ」です。眠るのは「左脳」が眠ります。
 「右脳」は、原則として眠らないのです。ここに「不眠症」の構造的な原因があります。

 「左脳」と「右脳」が相互性をもって働く、ということは、「人間が言葉を憶える」という時にも重要に関与しています。まず「右脳」が憶えて、すかさず、次に「左脳」が憶える、というメカニズムになっています。

 「言葉」の『意味』もまた、独自に記憶して憶えなければなりません。
 学校に通っていた頃、「教科書」を見たり、読んだりしても、書かれていることは憶えられても、その『意味』までは自動的に憶えられるわけではありません。
 ここで『意味』を「分かろう」として調べたり、教えてもらうということをした人は少ないのではないでしょうか。教科書に書かれていることだけを『暗記』すればそれで、テストでは『良い点』をもらえて評価されるからです。
 『意味』を「分かろう」とか「調べよう」という気にもなれなかった人は、「乳児期」に、「右脳系」に『意味』を憶えるための「脳の働き方のメカニズム」をつくらなかった人なのです。

 このタイプの人は、「負の言葉の意味」を憶えました。「負の言葉の意味」とは、「自分の身体にくっついて安心をおぼえる関わり方と、そのイメージ」のことです。「触覚の認知」だけを思い浮べさせるイメージのことです。

 最初は、「はんかちしゃぶり」「バスタオルしゃぶり」「指しゃぶり」とつづいて、「ぬいぐるみ」「お気に入りのグッズ」へと拡大して、そして「お金持ちになる」「恋人がすぐにできる」といった、「即・快感」に感じられるイメージだけしか「イメージすることができなくなっている」のです。
 この「即・快感」というのが『うつ病』の根拠になっているのです。

 「そうじ力」とか「なんとかの魔法の言葉」を求めて手離さない人は、『社会』の中の「言葉」を聞いて憶えられても、その『意味』を記憶できないので、「行動が止まっている」か、「半分だけ行動が止まっている」のです。その理由は、まず「即・快感」という『負の言葉の意味』しか憶えていないので、形式的にも内容的にも孤立していて『うつ』に陥っていることに理由があります。

●ポルソナーレの「脳の働き方」を学んで「うつ病」を治したい方は、こちらをどうぞ。
http://www.porsonale.co.jp/t5.htm



学習に役立つ書籍

←連載No.68 連載No.70→

「個人べつの病気と症状の傾向」 バックナンバー


脳の働きと心の世界 「個人べつの症例とカウンセリング」

ポルソナーレ式イメージ療法はこちら

ポルソナーレのゼミの様子をYouTubeに公開しました。

脳を発達させる日本語トレーニングペーパー

一部公開しました。
トップページ NEW! 年間カリキュラム 学習の感想と学習成果 「日本人の思考」と「谷川うさ子王国物語」と「グローバル化の恐怖」
学習内容(サンプル) 「言葉」 日本語の影響。その仕組みと感情、距離感、人間関係について
「脳を発達させる日本語トレーニング・ペーパー」の役立て方の資料
『分裂病の自己診断表と自己診断』
男性に嫌われない女性の話し方
女性に嫌われない男性のしゃべり方
を教えます

ポルソナーレのマスターカウンセリング

メールマガジンの登録・解除はこちらから
まぐまぐ! メルマ!
メルマガ購読・解除
 
メルマガ登録・解除
読むだけで幸せになる手紙
 
 powered by メルマガスタンドmelma! トップページへ
バックナンバー(メルマガ・その他過去の連載)


クマ江
クマ江さん

《クマ江版・おそろし》
スクールカーストと
脳の働き方 百物語
第一話〜
バックナンバーはこちら
バックナンバーはこちら
うさ子
谷川うさ子さんの
お役立ちカウンセリング
 
バックナンバーはこちら
「第20期」(平成30年・2018年)ゼミ、開講中!
受講生の皆様へ 平成25年冬版 ポルソナーレからの真実の愛のメッセージ
受講生の皆様へ 平成25年5月5日 版 ポルソナーレからの真実の愛のメッセージ 詳しくはこちら!
ポルソナーレ代表
 田原ごあいさつ

 
 著作一覧
/ 略歴
時代の病理デウスドクター初期ノート ハンナ・アーレントの哲学入門 『人間の条件』 谷川うさ子
 「今日の一言」掲示板
谷川うさ子です
谷川うさ子 です。
 私がご案内いたします
ポルソナーレと全日本カウンセラー協会のご案内 哲学入門 サンプル
社会的なるものと私的なるもの
twitter @porsonale

トップページ

〒150-0021東京都渋谷区恵比寿西1-14-3 サンライズビル3F 地図・アクセス
TEL 03-3496-6645 FAX 03-3464-5905 mail info@porsonale.co.jp

このサイトは、全日本カウンセラー協会ポルソナーレに著作権があり、無断での使用はお断りいたします。
Copyright c 2007 All Japan counselor association, PORSONALE. All rights reserved.