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ポルソナーレ 今の日本の脳の働き方と病気のリポート
「個人べつの病気と症状の傾向」 No.60
日本人の脳の働き方の仕組み
対人不安を抱える人は、なぜ、いつまでも「対人不安」が解消しないのか?

 日本人の多くの人は、程度の差はあっても「対人関係」の中で緊張します。緊張には、良い緊張と病的な緊張との二つがあります。良い緊張とは、精神活動はもともと心拍の低下をともなう無呼吸状態をつくるので、必ずどこかで心停止の不安を遠因とするストレスを感じる、という意味です。もう一つの緊張は、日本人の場合は「距離感の無い対人関係」が最も望ましいという人間関係のものの考え方を記憶しているので、「距離を感じる人間関係の局面」で「相手は自分をどう思っているのか?」という不安のイメージを「右脳」に表象(ひょうしょう)しつづけているという意味です。

 日本人が人間関係の中で感じる緊張は、今、特異な傾向をあらわしています。その典型が「年間3万人」という自殺率の推移です。すでに8年以上もつづいています。これは、今の日本人の心の病いの傾向を端的に象徴しています。ふだんは何ごともないような「楽しい日々」を送っていても、しかしそれは「見せかけ」だけのことです。
 「対人緊張」が表(おもて)の社会性の世界の場面で突如として迫ってくると「緊張」の度合いが深化します。「もう死ぬしかない」というように転化してしまうのです。

 日本人の対人関係の不安は、もともと明治時代から始まっています。「大正時代」に一気にあふれ出しました。大正から昭和にかけての対人不安は「人の目が気になる」「赤面する」「声がふるえる」「人と何を話していいか分からない」などといったものでした。今でもこういう対人不安は脈々とつづいています。しかし、今、こういう不安をなんとかしたいと思う人は減っています。
 理由は、薬物療法を抵抗なく受け容れていることと、携帯メールで「楽しい会話」(擬似会話)をおこなえているからです。電車の中で10人がけのシートに座っている人を見ると、「携帯メール」をおこなっていない人いは、せいぜい1人くらいです。おしゃべりし合っている人も右手にケータイを持って小さな画面をのぞきこみながら会話をしています。少なくとも、ここでは、「対人関係」で緊張するので、何とか努力して克服したいという必要性や動機は薄れています。薬物療法は、副作用によって新たな不安や身体症状をつくり出します。これは、大脳辺縁系の中で起こります。
 A6神経がノルアドレナリン(猛毒のホルモン)を分泌して不安や恐怖、緊張の記憶を、エピソード記憶とともに想起(そうき)させるのです。これが副作用です。
 こういうことの事実は、『薬物の治療薬マニュアル』という事典にくわしく説明されています。かくべつ特殊な情報ではありません。
 誰でも自分で調べることができるものです。自分で調べずに何年間にもわたって複数の薬を飲みつづけて廃人も同様の生活を送っている人が増えています。

 薬を飲みつづけている人にしろ、対人不安を抱えながら仕事をしている人にせよ、共通するのは、大脳辺縁系の中で「不安」の「反対給付」ともいうべき、「快感」をつくり出していることです。

 これは、脳の働き方のソフトウェアのメカニズムがそうさせるのです。
 脳は、「行動をつくり出す」ということを特質にしています。「行動」には「言葉」が必要です。「言葉」には二つの種類があります。
 一つは、「概念」としての言葉です。
 「左脳」で記憶されて、「左脳」をとおして表現されます。
  もう一つは「イメージ」としての言葉です。
 「意味のイメージ」とも「パターン認知のイメージ」ともいいます。
 「行動」は、「自分にとって楽しいことがもたらされる」か、「自分にとって利益がもたらされる」かのいずれかを目的としてつくり出されることは、すでによくご存知のとおりです。このメカニズムは「不安」や「緊張」「恐怖」のイメージを抱えている人にも当てはまります。
 次の事例のようにです。

■相談の事例

「私は、38歳の男性です。不眠症のために働けません。薬を飲んでいますが、効きません。医者も困っているようです。この不眠が治るまで働きに行く気はまったくしません。だいぶ前に薬を止めてみましたが、体調がひどく悪くなり、幻聴も起こりました。私は、薬を止めた方がいいのでしょうか」
(久保田圭吾。38歳。無職。男性。障害者年金による生活。埼玉県越谷市)
(注・人物は仮名です。特定の人物とは無関係です。また特定の職業、団体、地域とも無関係です。相談の内容もいくつかの相談を合成して再構成しています)。

■相談の内容

 私は、38歳の男性です。大学を出て会社に勤めましたが、人の目が気になることと、誰かが自分の悪口を言っている声がいつも頭に響いているので、仕事を辞めました。自分で努力してなんとか働けるようになったので仕事をしましたが、また幻聴に悩まされて、仕事を途中で放棄したりして辞めさせられました。仕事はコンピューターのプログラマーでした。仕事を辞めて家にいると幻聴はなくなりました。ネットで遊んでいるうちに一日があっという間に過ぎて、昼夜逆転の生活になりました。するとこんどはひどい不眠症になったのです。夜、起きていて、明るくなっても眠れません。薬も効かなくなりました。昼間、うとうとと横になって寝るという生活がつづいています。こんな生活が10年近くもつづいています。今は、障害者年金をもらっているので生活に困ることはありません。仕事をする気など全く起きません。食事は、近くに住んでいる母親が作ってくれています。この頃は、ひどい無気力を感じて、死んだ方が楽かな、と思うようになりました。私は、睡眠薬を止めた方がいいのでしょうか。
 自分の気持ちとしては、止める気はしません。

■ポルソナーレの指示性のカウンセリングとは、こういうものです

 この相談の事例を見ると、「睡眠薬」を飲んでも夜、眠れない、ということがのべられています。なぜ眠れないのでしょうか。これは、脳の働きのメカニズムを理解すれば一目瞭然です。
 夜になって眠る、というのは「左脳」が眠るのです。「右脳」は眠りません。右脳は、五官覚とダイレクトにむすびついているので、眠らないのです。夜、トイレに起きるとか、寒いので目が覚めるといったことが可能なのは、「右脳が活動しているから」です。この「右脳」に昼間「不安のイメージ」が表象されていると、夜にもそのまま表象されつづけます。悪い夢などを見るとき、昼間の不安のとおりか、もっと拡大されて思い浮びます。これが、次の日もくりこされて表象しつづけます。不安のイメージが浮ぶと人は、どうするでしょうか。

 その「不安」をベースにした過去の記憶の中の「不快」「自分は損をしている」という負の行動のエピソードを、「身近な人」にぶっつけるでしょう。「依存する」のです。
 この「依存」とは、「自分の自我」を滅ぼすことを意味します。
 このような「依存」が「A9神経」のドーパミンを分泌させるのです。脳内の最強の快感といわれる「幸福のボタン押し」のドーパミンです。トカゲの脳の快感ともいわれています。

 「不眠」でなくても日常的に対人不安を抱えている人も同じようなメカニズムで「自分は不快」「自分は損をしている」という負の行動のイメージを表象させて、これをバッド・イメージとさせて、人間関係の何ごとかを壊し「幸福のボタン押し」のドーパミンを分泌させています。
 これが、日本人の現在の対人不安や対人恐怖、対人緊張の保存のされ方の脳の働き方のメカニズムです。

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