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ポルソナーレ 今の日本の脳の働き方と病気のリポート
「個人べつの病気と症状の傾向」 No.31
日本人の脳の働き方がつくる心の病い
「脳の働き方と対人不安症」
私は29歳の女性です。仕事と人間関係に疲れて仕事を辞めたら、あっという間に無気力になって何年も経ってしまいました。働きにも行けず、好きな人とも会えず、心も身体も寝たきり老人みたいになってしまいました。
■相談の事例

「私は29歳の女性です。仕事と人間関係に疲れて仕事を辞めたら、あっという間に無気力になって何年も経ってしまいました。働きにも行けず、好きな人とも会えず、心も身体も寝たきり老人みたいになってしまいました」
(山川美奈。29歳。無職。兵庫県宝塚市)。
(注・人物は仮名です。特定の人物とは無関係です。また、特定の地域、団体、職業とも一切関わりはありません。
相談の内容は、いくつかの事例を合成して再構成してあります)。

■相談の内容

 私は、昔から内向的な性格で、人に心を開くということができません。子どもの頃からの性格です。ものごころがついた時から、こんなふうな性格になっていました。親から何かをされたという記憶はなくて、気がついたら他の人と自分は違うということを意識していました。人の輪の中に入っていけず、人から逃げてばかりいました。子どもの頃から人との約束が守れず、まともに約束したことを実行できたことがない気がします。

 他人が自分の心の中に入ってくるとすごく不安な気分になり、逃げ出したい気持ちになり、自分のからに閉じこもってしまうのです。人は、私の不機嫌な様子を見ます。私は、人に自分の不機嫌な様子を印象づけて、人の気をひこうとする変な女の子でした。
 うじうじして何も言わずに黙っていたので、中学の頃は、たぶん学年中の嫌われ者だったはずです。よく陰口を言われていました。人から相手にされなければ、よけいに意地を張って「どうせわたしなんて」と、人が嫌がるような不機嫌そうな態度や表情を見せていました。高校の頃もわざとルーズな格好をして、自分を汚らしく見せていました。人から話しかけられても、すぐに口を開かず、反応をトロくして、「この人、痴呆じゃなかろうか?」と疑われるような鈍重な頭のニブい女の子をやっていました。
 わざとそうしなくても、自然にそうなってしまうのです。

 大学に入り、この頃からようやく自分から心を開こうとするようになりました。でも自分から心を開くことができない人間になっていました。とにかく、人から嫌われるのが怖くなっていたのです。本心から相手に接することができません。相手が自分をどう思っているのか?と先に顔色をうかがってしまいます。
 少しは、いい友人関係をつくろうと思いました。グループの中にも加わろうと無視してはしゃいだ声を出してみますが、何人かの人の前でみんなに話を合わせようとすると、自分が気がつかないところで誰かの気分を悪くしたり、害することを言っているようなのです。グループの中の、心の広い女の子はにこにこして話しかけてくれますが、私を嫌いになった人はサッとどこかへ行ってしまいます。心の広い女の子はムリに、ガマンして私に合わせて付き合ってくれますが、妙に緊張してくるのが感じられます。

 一人になると、何人かの心の広い女の子との会話を思い出します。
 その時に会話した場面を始めから順序よく思い出して、「ここでこう言えばよかった」と思うところでいたたまれない気持ちになります。その時に自分がしゃべった言葉のいくつかが気になって、「この言葉を今でも不快に思っているに違いない」と不安になって、気になってしかたがなくなります。メールか電話で「こういうつもりで言った」と釈明したくなります。怒らせたのなら謝りたいと思うと居ても立ってもいられなくなります。どうしても気になってしかたがないので、真夜中に電話をしたことがあります。電話した内容よりも、電話をしたことを不気味に思われて、次に会ってもよそよそしい態度になりました。

 恥かしい話ですが、私はこの年になっても、人とあいさつをすることがすごくニガテです。自意識過剰で、人の目を気にするあまり、人に自分から打ちとけることができないので、あいさつをするという行動の前にひどく緊張します。
 変に思われていないか、昨日のあの態度はよくなかったのではないかなどと考えると、疲れてしまい、緊張感がつよくなってあいさつすることも忘れます。

 人と話をする時に、胸が苦しくなって、仕事も疲れて辞めました。
 しばらく休んで元気になったらまた働きに出ようと思っていましたが、家の中で、職場の人のアラを探して気分が悪くなって、外に出る気力もなくしました。紹介されて男性と会ったこともあります。自分のことはタナに上げて、相手の嫌なところばかりが目につくのです。すると、いつの間にか相手の嫌がるような態度をとって自然に拒否する行動があらわれます。
 そんな男の人が、電話などしてくると、2分間はガマンして話を聞けますが、しだいにどす暗い怒りがこみ上げてきて、わざと、日頃の不満なこと、不快なこと、嫌な思いのことをべらべらとしゃべりつづけるのです。あたかも、目の前の人が、自分に不満や不快を与えたかのような気持ちになって、怒った声にもなってしゃべります。

 なぜか、いつの間にかこうなるので、男の人に、とてつもなく屈折した病的な女だということが分かって相手の人は「あんたと関わる人間は、誰もが不幸な気分になるよ」と言われてしまいました。何人めかの人には、「あんたは好き放題のことを言って気分がいいだろうけど、聞いている相手は、感染して憂うつになるよ。なぜ、わざわざこういう気分にさせられなくてはならない?と、憎しみの気持ちが出てくる」と言われました。

 私は、一生、誰とも接点をもてない不幸を与えるだけの人間なのでしょうか?この性格は先天的なものでしょうか。もうこの先、変えることができなくて、コンプレックスのかたまりのまま生きていかねばならないのでしょうか。屈折したプライドが高くて、人の気持ちが理解できない冷たいマイペースの私ですが、せめて、人の好意を素直に受けられる人間になりたいと思っています。相手の言葉を善に受けとめて、楽に生きられる人間になりたいと願っています。

●ポルソナーレの「指示性のカウンセリング」とはこういうものです

 「人と話す」「人と特定の関係をとりきめる」「人と協調して何ごとかをおこなう」ということは、概念としていうと「行動する」ということです。この「行動」には、必ず「言葉」が必要です。
 「言葉」とは、「あいさつをする」「連絡をする」「気持ちの交流をおこなう」などが、ごく普段の日常の中の「言葉」です。
 「言葉」には、「人間関係の形式としての言葉」と、相手と自分との間で意味や価値を交通させる「内容のある言葉」との二通りがあります。
 いずれにしても「行動」には「言葉」が必要だ、ということはよくお分りでしょう。

 このいずれの目的でもいいのですが「言葉がない」(言えない、言わない、発語しない)という時に、脳の中には、「負の行動のイメージ」が必ず思い浮びます。「行動する」とは、どんな「行動」にも共通している価値や意味があります。「楽しいことが得られる」か、「自分にとって利益がある」のどちらかが価値や意味です。このどちらとも同時に手に入れるという場合もあります。

 「行動」には、「言葉」が必要である、ということは、どなたも納得がいくでしょう。この「行動」に必要な言葉は、「相手」にとっても「自分」にとっても「楽しい」か、「利益になる」かのいずれかである必要があります。この相手にも、自分にも「楽しさ」や「利益」をもたらさない「言葉」しか知らないという時に「関わりが成立しない」という「行動停止」が起こるのです。

 「行動停止」とは何のことでしょうか。
 「右脳」に「負の行動のイメージ」が思い浮ぶということです。「負の行動のイメージ」は、大脳辺縁系の生(なま)の感情や、生(なま)の欲求にむすびついた「不快」「自分は損をしている」のうちどれか、もしくは両方とものイメージのことです。「行動停止」にともなって「右脳」に思い浮べられる「イメージ」のことを「オペラント条件づけ」といい、「負の行動のイメージ」が次々に拡大していくことを「オペラント条件づけの反射」といいます。
 この「オペラント条件づけ」のイメージは、自分だけではなく、「相手」の「右脳」にも喚起します。相手の「オペラント条件」づけは、「自分が話さないこと」もしくは、「相手に与える不快な負の行動のイメージ」によるものなので、「このタイプの人は自分に不安をもたらす」という過去の「記憶」とむすびついて、「この人は自分に不安をもたらす人だ」という新たな「記憶」をつくります。
 ここに、自分はずっと人から嫌われる、自分は、どの人からも嫌われるという「行動停止」の原因と「どの人からも嫌がられる」という拡大の原因があるのです。


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