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うさぎです。
ポルソナーレ 今の日本の脳の働き方と病気のリポート
「個人べつの病気と症状の傾向」 No.22
『私の脳の働きはどうなっている?』
汚れること、汚れたと思いこみの「気になり」で、主婦業をほったらかしてしょっちゅう手を洗っています。

■相談の事例

「私は、38歳の主婦です。うまくやっていけるか心配でしたが結婚しました。子どもは二人です。私は、不潔恐怖症で悩んでいます。汚いのではないか?と気になると、気がすむまで手を洗うことが止められません」
(戸谷紀美。38歳。女性。主婦。千葉県さつきが丘)
(注・人物は仮名です。特定の人物、地域、職業、団体とは無関係です)

■相談の内容

 私は、38歳の主婦です。結婚前は、自分が結婚していいものかどうか迷いましたが、現在の夫のものごとをあまり意に介さない性格に惹かれて結婚しました。二人の子どもが生まれました。昔からの友人は「幸せそうね」と言いますが、私には人に隠している悩みがあります。
 独身時代にも少しはありましたが、「よく手を洗う」ということが辛い悩みなのです。もう一つの悩みは、「汚れることが気になる」というものです。手を洗ったり、汚れ物を洗っているときに、汚れものの水しぶきが気になります。
 ふつうの人は、「手が汚れた」と思う時に手を洗います。私ももちろん、そうします。私の悩みは、見た目には汚れていなくても、なんとなく汚いのではないかと思うと気になり始めます。気になるともう手を洗わずにはいられなくなります。
 なぜかというと、汚い手などでいろんなものを触れると「汚いもの」をふりまいてしまうような気がするのです。
 ですから、公衆トイレのドア、水道のじゃ口、ゴミ捨て場など見えなくてもバイ菌のいそうな場所が気になります。
 私は、手を洗う時、自分でなかなかこれで良いとナットクできないことも悩みです。まだ汚れている気がして、いつまでも手を洗いつづけます。ついこの間は30分も手を洗ってしまいました。もしかするとこのことが私の悩みの重要なポイントかもしれません。

 私が思うに、自分は、失敗したくないと思い込んでいる性格からきているものかもしれません。
 なぜこう思うようになったのかといいますと、(1)病気になりはしないか?という恐怖、(2)健康な子どもが生まれるか?という恐怖、から始まったような気がするからです。とくにこの二つのことについての執着心が「手を洗う」という別の行動になっているのではないかと思います。

●ポルソナーレの「指示性のカウンセリング」とはこういうものです

 事例の女性は、「強迫性障害」といわれる病的な不安をくりかえしおこしています。
 この不安のパターンは、「非常に強い不安感情」と「くりかえし、同じ考えを思い浮べる」という「反復・常同症」の二つのパターン化した「思考」です。このパターン化した二つの「思考」が強迫性障害の特徴です。

 この強迫性障害は、脳の中でも「大脳辺縁系」で引き起こされます。
 「大脳辺縁系」とは、脳の深いところにあって、「動物の脳」といわれています。「生(なま)の感情」や「生(なま)の欲求」をあつめて調整するところです。この中に、いくつもの中枢神経があって、その中のどれかが過剰に活発になると強い不安の感情がひきおこされるのです。身体の症状の場合も、自律神経の交感神経か、副交感神経のどちらかが過度に働いて引き起こされます。
 「脳の中」の中枢神経がつくり出す症状も、自律神経によるものです。「不安」の元の自律神経の働きは、A6神経がつくるノルアドレナリン(猛毒のホルモン)です。「A6神経」は大脳辺縁系の中にも入り込んでいます。本来、「大脳の左脳」を活性化させ、「言語活動」をつかさどっていますが、事例の女性のように、「社会」の中で、ある種のダーティな行動、体験を求めておこないこれを自分にとって「価値あることだ」とひそかに快感して、楽しんだということを「記憶」に残している場合は、「正常かつノーマルな状況」の中で「A6神経」が「大脳辺縁系」の中のどれかの中枢神経にノルアドレナリン(猛毒のホルモン)を分泌させるのです。
 人は、正常な状況(社会的な関係の場面)で「くそっ」「死ね」「お前!」「じじい」「殺してやろうか」などの「汚言」を言って快感に感じることがあります。こういう人のことを「汚言症の人」というのですが、これは、大脳辺縁系の中の「線状体」や「淡蒼球」「視床」にA6神経が作用して異常な血流増加をおこなって、「強い不安感情」をつくり出します。とくに「線状体」は「損か、得か」という感情判断をおこなう部位ですが、ここにA6神経が作用すると「目の前の現実を壊すこと」で快感を得るという「不安感情」を喚起します。「A6神経」は、「左脳・前頭葉」につながっていますが、強迫性障害の人は、「前頭葉」がつくる快感の部位の「前頭葉眼か面」でノルアドレナリンを分泌するので「同じ思考」(同じイメージ)をくりかえし喚起することで「擬似的な快感」を享受しています。

 ふつう、この症状を訴えて神経科に行くと「セロトニンが多く出る薬」を処方します。一時的に症状が治まるのは、A6神経が「正常に働いていない」ことによります。
 ノルアドレナリンとセロトニンとはセットで分泌されるホルモンなので、「セロトニン」を分泌させると、一時的に「A6神経」が正常に働くからです。
 このことは、不潔恐怖症は「うつ病の仲間である」とみなされていることを示します。

 女性の場合、もともと「大脳辺縁系」の「生の感情、欲求」のイメージ(心像)を「左脳」で学習する言葉のための材料として差し出す、という脳の働かせ方をしています。脳梁(のうりょう)が50歳まで発達しつづけること、「前交連」が直接「左脳」につながっていること、などがその働かせ方です。
 したがって「空間認知」を知らない(父親不在)、「異性にたいして自分の欲望で踏みにじる行動をした」などの体験をもつ女性は、まず「汚言癖」をつくり、ついで「汚言症」となり、その延長で「不潔恐怖症」や「自分は腐っている」という行動(ゴミを家の中に集めるなど)をおこなうようになるのです。


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