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ポルソナーレ 今の日本の脳の働き方と病気のリポート
「個人べつの病気と症状の傾向」 No.170

脳を発達させる日本語トレーニング・ペーパー 『谷川うさ子王国物語

「日めくり式のプリント形式のテキスト」
◎あなたの日本語の正しい使い方を教えます!!

■誰も教えなかった日本語の学び方と使い方とはこういうものです

みなさん、こんにちは。
全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。

●りんごを知っていますか?

あなたは、「りんご」という言葉をご存知でしょう。くだものの「りんご」のことです。
では、「りんごって、どういうものですか?」とあなたにおたずねします。
あなたは、どう答えますか?
「色は赤。まるい形。皮をむくと、中身は白い。食べるとシャキシャキとジューシーでおいしい。青森県や長野県で採れる」と答えるでしょう。
「りんご」なら「りんご」の言葉についてこんなふうに理解することを「一般化された言語」といいます。
ところが、「りんご」という言葉には、もう一つの「言葉」があります。それは「概念」です。この「概念」ということを少しだけお話します。

●概念…concept

事物の本質をとらえる「思考の形式」。事物の本質的な特徴と、それらの連関が「概念の内容」。「内容」は「内包」ともいう。
概念は、同一の本質をもつ一定範囲の事物に適用される。「外延」という。
「外延」とは一般性をもつということだ。
例えば、「人」という概念とその内包は、「人」の「人」としての本質的な特徴は何か?だ。理性的動物あるいは社会的動物といったことだ。
「外延」とは、この特徴をもつ全ての人に適用することをいう。

「概念」とは、こういう意味のことをいいます。単なる言葉ではなくて、「物事」の「本質」をとらえる「思考の形式」のことです。
「りんご」という言葉を概念として使う、あるいは憶えるとは、どういうことをいうのか?をご説明します。

  1. 「りんご」の概念
  2. バラ科の落葉高木。
  3. その果実。
  4. 中央アジア原産。北半球温帯・冷帯の代表的な「果樹」。
  5. 幹の高さは約3メートルから9メートル。
  6. 葉は楕円形、白毛が多い。果実は円形。果実は夏、秋に熟して、味は甘酸っぱい。食用である。
  7. 古くは「ワリンゴ」と言った。「林檎」と書く。
  8. 花は、春に白色の5弁の花を開く。
  9. 日本には明治初期に導入された。青森、長野など冷涼な地方で栽培された。
  10. 品種が多く、ミカンに次いで多く生産される。

●概念とは何のこと?

「りんご」の「一般化された言語」と「概念」の違いがよくお分りでしょう。
「一般化された言語」による「りんご」は、「果実」のことだけを指しています。「概念」による「りんご」は「樹木」が中心に説明されています。果実の「りんご」は、りんごの樹木の全体の中の一部として説明されます。
したがって、「りんごってどういうものですか?」と質問された時は、「果実のことですか?それとも樹木のことですか?」と定義を求めて、その上で答えます。
それが「概念」のもつ思考の仕方です。

中学生の「国語」には、「概念」についてこう説明されています。

  • 概念…物事に対する枠組みとしてのとらえ方。例えば、与えられた多くの図形の中から、正しく三角形を選び出すことが出来る時、その人は「三角形」の概念を理解しているといえる。
  • 「三角形」の「概念」とその内包。
    三角形…一直線上にない三つの点のそれぞれを結ぶ「線分」によって出来る図形。三つの内角をもつ。

●日本語ってどういう言葉なの?

「日本語」は「概念」なのか、それとも「一般化された言語」なのか?ということをご一緒に考えています。「三角形」や「りんご」の概念の例に見るように、一つ一つの「言葉」を「概念化」することはできます。
しかし、日本語そのものは、「概念」として成り立っているのか?というとそういうことはありません。日本語を、「概念」として使おう、用いようとすると、この目的をもって数年間は学習することが必要です。また、その必要を抱えているのが「日本語」です。
「何のことか、意味分かんないよ」とお思いの人に、次のような証拠をお見せします。
国語学者・大野晋の説明です。

  1. たとえば、学生が教師に向かって、「あんたは」と言ったというだけでカンカンに怒る大学の先生がいる。
    「あんた」という代名詞は、相手を「なれなれしい内(うち)扱い」にする時に使う。
    注・内(うち)扱いにすることがなぜ失礼か?というと、内(うち)扱い=相手を見下し、尊大に扱う、という日本語の「敬語体系」に取り込むことになるからです。
    「日本語の敬語」は、「内扱い」をすると、「貴様」(尊敬語)が「貴様は盗人か」のように、相手を罵倒する言葉に変化します。
    さらに進行すると、日本の原神話(現代は民話)の『瓜子姫』に見るように、「相手を殺害する」ことに向かって突き進みます。
    これが、「なれなれしい」即ち「無礼だ」「失礼だ」の根拠になっています。
  2. 日本語の「人間関係」をつくる「尊敬の意識」は、相手を敬し、遠ざけて「外」(そと)扱いする、疎遠なものと扱う、ということが基本になっている。
  • ここから、日本語の代名詞の「コソアド体系」がつくられた。
    「ここ」「これ」「こち」「こなた」などの「コ系」…「相手のいるところ」「話し手が自分のウチと見なすところ」を指す。
  • 「かれ」「かなた」「かのじょ」などの「カ系」…「内」(うち)という輪の外のものを指す。

●日本人が「概念」を知らないのはなぜ?

日本人は、ウチとソトの意識を昔からはっきりと持っていた。人間を、「親」と「疎」で区別している。
「内輪の親しいもの」以外は「疎遠」として扱う。
これは、日本人の「尊敬の観念」や「助詞」の「が」「の」との使い分けと重要な関係をもっている。

■大野晋による日本語の説明は、「人間関係の言葉」が「一般化された言語」であるということの証拠になります。
なぜかというと、言語社会学者・鈴木孝夫は次のように、「人間関係の言葉」を「概念」としてとらえる事例もあげているからです。

  1. 西欧諸国語などに見られる「人称」という言語範疇は、これまで言われてきたように、自分が「一人称」で、相手は「二人称」と客観的に決まったものではない。きわめて主観的、心理的なものだ。
  2. 一般的にいって、話者が、自分の周りの人間や事物を、自分の正規な言語上の相手と見るかどうかで「人称」が決まる。同等の資格で言葉を交わせるかどうかが「二人称」を使うのか、「三人称」を使うのかを分ける「基準」なのである。
  3. 正規の言語的な相手とは、自分が口をきけば相手も言葉を返してくるという相互的な関係を認める、ということである。

●鈴木孝夫ののべるこのような「人間関係の言葉」が「人間関係の概念」です。

お分りのように、日本人の使う日本語は、人間関係も含めて、自然物も社会のことも、「自分」を基準にして「ウチ」か「ソト」か?に区別して、「ソト」のものは「疎遠に扱う」、「ウチ」のものは「馴れ馴れしく、尊大に扱う」という「内容」の言葉を「一般化した言語」にしています。
これは、どこから来たものか?について明らかにしたのがポルソナーレの「脳の働き方=言葉の生成のメカニズム」の解明です。

●日本人の脳の働き方と言葉のつくり方

「脳」はどのように言葉を生成するのか?というと、「右脳・前頭葉」に「像」(イメージ)を表象させることから始まっています。この「像」を「左脳・前頭葉」が「形象」として記憶します。
この「左脳・前頭葉」の形象が「話し言葉」や「書き言葉」につくられるのです。
「右脳・前頭葉の像」は言葉の素材です。
では、「右脳・前頭葉の像」はどのようにつくられるのかというと、視覚の神経の「Y経路」と「X経路」の働きによります。基本的な働き方はこんなふうです。

  • Y経路…ゲシュタルト形態認知をおこなう。ものごとの動きや動きの変化、ものごとの配列や形のパターンを認知する。乳幼児の時期は「二・五次元」の認知をおこなう。母親との「愛着」をとおして「三次元」の認知をおこなう。
  • X経路…Y経路によって認知された「ゲシュタルト形態認知」に焦点を当てて確定する。パソコンの「エンター」と同じような働き方をする。
  • この「Y経路」の働きは、大野晋のいう「外の対象」にも「内の対象」にも適用される。しかし、その働き方は次のようになる。
  • 外の対象…「三次元」の認知を記憶する。
  • 内の対象…「二・五次元」の認知を記憶する。
  • 三次元…「距離」「角度」「方向」の三つの空間意識にもとづいて、それぞれの言葉を憶える。
    (距離=遠い、近いなどの時間。角度=上、下、左、右。方向=前方、後方、右横、左横、斜め方向、過去、現在、未来、など。この位置から見た対象の像を表象する。)

●日本人の根源的な不安の真実

■日本人の使う日本語には、ここでご説明している「Y経路」の認知の言葉が無いのです。

「三次元」の言葉が日本語にはありません。時間意識がなく、過去・現在・未来の時制意識がありません。
これが、日本人の「不安」の実体です。
このことは、自分の努力によって未来をきりひらくとか、自分の考える力によって現在の困難に立ち向かい、一歩でも二歩でも事態を好転させるための言葉を持たないということです。自然時間の成りゆきに身をまかせて、まわりの「おかげ」で生きられるうちは生きていけるけれども、「まわりのおかげ」も遠くなると「どうしていいか分からない」と「分からないままの自分」を放置する、というのが日本語のメカニズムです。
立て直しには、「概念」を身につけるしかないことがお分りでしょう。日本語を「概念」として立て直すということです。
ポルソナーレの『谷川うさ子王国物語』は、そのために力強くリードします。
ぜひ、一日も早く、学習におとりくみください。

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