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ポルソナーレ 今の日本の脳の働き方と病気のリポート
「個人べつの病気と症状の傾向」 No.108

うつ病研究・U
「あなたのうつと脳の働き方の関係」

■うつ病の正しい治し方・II

みなさん、こんにちは。
全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。

●うつ病の本質

うつ病という心の病気の実体は、「考えること」および「行動」に秩序性が減退しつづけることをいいます。
秩序性とは二つのことをいいます。
一つは、家の外の社会で一般的に誰もが憶えている秩序です。分かりやすい秩序は交通ルールです。交通信号の赤色、黄色、青色の示すルールが秩序の典型です。このようなルールを社会秩序といいます。

もうひとつの秩序は、倫理といわれている秩序です。倫理というと宗教が決めた秩序のことであると思っている人もいるかもしれません。
しかし本当はそうではありません。宗教という共同意識は、人間の行動の秩序を材料に組み立ててつくり出されたものなのです。

倫理とは何か?というと、一人の人間の身体の行動の仕方のルールのことです。この「身体の行動の仕方」に限定されている秩序が倫理です。あいさつの行動や食事のマナーの行動、順序や順番を守る行動などが代表的なものです。

●うつは秩序の能力の欠如のこと

このような秩序は、「教育」として教えられます。学んで身につけるものです。誰もがすでに学んで「身につけているはずだ」というように前提になっている秩序です。

憶えて身につけているはずの秩序の意識が言葉にも行動にもあらわされないことを「精神的な葛藤能力」がないといいます。
この「精神的な葛藤能力」が低下していくことが「うつ」です。

倫理の場合に見る「精神的な葛藤能力の低下」は、プライベートな生活の空間の中にあらわれます。家族の中で、誰かが「おはよう」とあいさつをした言葉をしっかり耳にしているのに「おはようございます」と自分もあいさつをしない、などが典型です。ただあいさつの返事をしないだけでは「うつ病」ではありません。睡眠がよくとれていなくて頭がぼんやりしていることが原因であるかもしれません。起きる時間がいつもより遅くなって、遅刻するかもしれないとあわてているせいかもしれません。このような因果があって、いつもなら行なえる行動が止まっても「うつ病」ではありません。

では、「うつ」でもないのか?というと病気ではないかもしれませんが「うつ」の内容の「葛藤能力の低下」が起こっていることには違いありません。

●最も新しい「うつ」の理解の仕方

みなさまも「観念」という言葉を見聞きしたことがおありでしょう。
「観念」とは、頭の中に思い浮ぶイメージのことです。頭の中といってもいろいろな部位があります。
イメージは、「右脳」の「前頭葉」に思い浮びます。「右脳」の「前頭葉」は、ちょうどパソコンのディスプレーのような役割りを果しています。よく「前頭葉を鍛えろ」といったエセ脳科学者の発言があります。これは、前頭葉にパソコンのディスプレーのようなイメージが思い浮ぶので取り違えられている説明です。

「右脳」は、人間の身体の五官覚の知覚とむすびついている脳です。五官覚とは、目、手、舌、皮ふ、耳、鼻など、感覚をもつ知覚神経の感覚器のことです。これらの五官覚の記憶を集めて、その記憶をイメージにあらわすのが「右脳」です。
パソコンの本体は、ディスプレーではなくてハードディスクです。
脳の場合は、このハードディスクに相当するのが「ブローカー言語野」です。「ブローカー言語野」は、「右脳」にも「左脳」にもあります。「右脳のブローカー言語野」の記憶した五官覚の知覚情報が、「右脳系の前頭葉」につねに思い浮べられます。

「思い浮べられつづける」という脳の働き方をさして「観念」といいます。なぜ、「観念」というのか?といいますと、人間の観念は、原則として毎日、昼も夜も、病気のときも、健康なときも、恒常的に思い浮んでいるという性質をもつからです。この「恒常的に思い浮ぶ」という現象をさして「観念」といいます。恒常的に思い浮ぶ活動を表象(ひょうしょう)といいます。これは、自律神経が働いて起こっている心的な現象です。

●エセ脳科学者の根本的な欠陥

人間の脳は、左脳と右脳との二つで成り立っています。
日本の多くの「脳科学者」は意図的にか、無意識にかこの厳然たる事実に触れません。
見て見ないフリをしています。
この事情は、アメリカの「脳科学者」にも同様にあてはまります。「fMRI」をつかって、「今、脳のどのあたりの、どこが働いているか?」をディスプレーに表示させて、人間の精神活動を説明しようとしています。
しかし、「なぜ、そういうことがいえるのか?」という因果的な実証の説明はなされません。機械の測定が示すから、見た目のとおりだ、という肯定性バイアスが語られているにすぎません。ポルソナーレは、誰もこのおかしな説明の矛盾に気がつかないことを不思議に思っています。もしくは、あまりにもひどい肯定性バイアスの歪みに驚くばかりです。肯定性バイアスとは、ものごとの肯定的な一面だけを見て、その否定面や、もしくは否定性の可能性を全く見ないことをいいます。

では、「左脳」は何をする脳なのでしょうか?
これは、どんな本にも書いてあるので誰にも分かりますが、「左脳」はデジタル脳です。「右脳」はアナログ脳です。「左脳」は、数字、記号、図形などを憶える脳です。「認識する脳」といいます。「右脳」は、五官覚の知覚を記憶するので「認知する脳」です。
左脳は、右脳が認知してイメージとして表象したものをとらえて「認識する」のです。脳は、基本的にこういうソフトウェアのメカニズムになっているのです。

●「観念」という心的な現象の理解の仕方

すると、人間の観念は二重になっていることが分かります。
ただ漠然と見たり、聞いたり触ったものの知覚の記憶の表象という「観念の世界」です。もう一つは、ある特定のものを見聞きして、これがイメージとして表象され、この表象を左脳で認識して思い浮ぶという新たなイメージによる観念の世界です。このもう一つの観念のためのイメージを「表現」といいます。

この左脳は、社会の秩序にしろ、倫理の秩序にしろ、「記号性の言葉」として記憶します。人間は、この記号性の言葉を表現して、同時に行動にあらわします。「うつ病」は、この秩序の記号性の言葉(概念といいます)が左脳の前頭葉に思い浮ばないことをいいます。
この場合は、完全に行動が止まることがお分りでしょう。
交通信号のルールの赤色、黄色、青色の表示の記号性に含まれている「言葉」が記憶されていないという状態です。記憶してもすぐ忘れているか、記憶することに関心がないというときに起こるうつの状態です。

●日本人の「うつ」のパターンとはこういうものです

もう一つのうつは、左脳の前頭葉に記号性の言葉(概念)のイメージは表象されても、しかし、右脳の前頭葉には五官覚の知覚の記憶が思い浮ばない場合です。もちろん、人間は、全てのことを体験して知覚して記憶するということはできません。
しかし、記号性の言葉(概念)によって書きあらわされたり、他者の話すことを聞いて、意味のイメージを「右脳の前頭葉」に思い浮べることができます。歴史が好きな人は、過去の記述を読んで当時の光景を思い浮べるでしょう。左脳の前頭葉に表象される記号性の言葉が、右脳の前頭葉にその意味のイメージを表象させるのです。
もう一つのうつ、ないしうつ病は、この後者のパターンによる行動が止まる「葛藤能力の低下」のことをいいます。
なぜ、「葛藤能力の低下」かというと、行動のための具体的なイメージ(概念の意味のイメージのことです)を、学習したり、勉強して鮮明に思い浮べさせるということをおこなっていないことが原因にあるからです。

●ポルソナーレは、日本人のうつはこのようなものであるととらえています。

自分の「うつ」を根本から改善したいという必要を感じている方は、こちらからお問い合わせください。



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