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ポルソナーレ 今の日本の脳の働き方と病気のリポート
「個人べつの病気と症状の傾向」 No.107

うつ病研究
「あなたのうつと脳の働き方の関係」

■うつ病の正しい治し方

みなさん、こんにちは。
全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。

●うつ病とはどういうものか?

うつ病とは、抗うつ薬を飲まずにはいられなくなる憂うつや気分の落ち込みがつづくことだと思われています。
うつ病の症状の特徴は、朝起きられない、毎日の入浴ができなくなる、人との会話がおっくうになる、といったことがよく知られています。
では、うつ病の症状の特徴がこのようなものとして、なぜ、このようなうつ病に特有の症状がある人に限って出てくるのでしょうか?

「うつ病」の症状をよく観察するとひとつのはっきりした傾向があることに気づきます。それは、行動が止まるということです。行動とは広い意味でとらえることができます。水を飲むことは誰にも分かりやすい行動です。学校に行っている人ならば、学校に行くことが行動です。仕事をしている人ならば、職場に行くことが行動です。

このように行動は、自分の身体の健康を保つことから、家の外の社会の場面に出かけていくことまでの広い幅があります。そこで、うつ病になると止まる行動は、家の外の世界に歩いて出かけていくことから、自分の身体の健康を保つために必要な生活の中の行動まで、広い範囲にまたがることが分かります。

●うつ病の人が抗うつ薬を飲みたくなるとき

うつ病になった人は、どのような行動が止まると抗うつ薬のようなうつ病に効くとされる薬を飲もうと思うのでしょうか。
おそらく、「眠れない」というように眠る行動が止まると眠れるというふれ込みの薬を飲むのでしょう。
また、「人と話してもぜんぜん楽しくない。悲しいことがあるのではないのに悲哀感がこみあげてきて涙が出てくる」というように、他者との関係をとりきめる行動が止まるときも、気分が晴れて楽しい気分になれるというふれ込みの薬を飲むようです。

今まで自分がおこなってきた行動の中で、とにかくこの行動は、行なえば安心感があるし、
いくらかでも充実感が感じられるというそのような行動が出来なくなる、というときに「うつ病」の症状が自覚されています。

●脳の働き方とうつ病との関係

脳の働きのことは、今ではもうだいぶおおくの人が知るようになっています。「快感報酬」というのもその一つです。
快感報酬とは、脳の神経伝達物質のドーパミンが分泌することです。A10神経かA9神経がドーパミンを分泌すると快感を感じるので「脳の働きの中心は快感報酬である」といわれています。この快感報酬は、ある行動をおこなった結果、ドーパミンが分泌します。「眠ること」「人と話すこと」「水を飲むこと」といった行動は、必ずドーパミンの分泌が起こることを意味しています。ドーパミンが分泌しないと「楽しい」とか「気分がいい」とか「充実感を感じる」ということは感じられません。

●なぜ、抗うつ薬を飲まずにはいられなくなるのか

では、人はなぜ、快感を感じないと憂うつになるのでしょうか。
「憂うつになる」、もしくは「気分が暗くなって気持ちが晴々しない」ことが、なぜ抗うつ薬などの薬を飲まずにはいられなくなることなのでしょうか。
分かりやすい例をあげて考えてみましょう。「眠れない」という場合です。
「眠る」というのは、一日の中で昼間起きて活動をしたのちに休息をとるという行動です。人間の身体は活動すると拾う物質といわれる乳酸やその他のいろいろな物質が出て筋肉の中にたまってやがて痛みに似た苦痛感を感じるように出来ています。血流が悪くなって、身体の中の器官の活動が低下するというメカニズムになっています。
子どもは、まだ筋肉の力が発達していないので、瞬間的な行動が活発ですが、しかしすぐに疲労して休息したがるでしょう。
60歳をすぎると、だんだんに筋力も神経細胞も衰えるので、子どものように瞬間的な行動を活発におこなえなくなります。すると、行動の立ち上がりから疲労を感じて、行動するスピードがゆるやかになるでしょう。休息も同然の活動しかできなくなります。もちろん全ての人がそうであるというのではありません。

「眠れない」というように「眠る」という行動が止まるとなぜ困るのかというと、疲労物質がたまったままになるので、次の朝の翌日の行動が止まるからです。「眠る」というのは入浴や休息と同じように副交感神経が優位に働いて血管を広げて、血流を回復させて栄養をゆきわたらせたり、疲労物質を分解することをいいます。

●うつ病になると、何がどう変わるのか?

夏休みとか年末年始の休暇のときにいつもなら寝る時刻なのに、寝ずに起きていたという経験はおありでしょう。「一晩中、眠れていない」という体験のことです。このような時は、誰も「眠れないから困る」と不安には感じません。
しかし、次の日は仕事に行かねばならないという時に、「眠れない」という行動が止まると心配な気持ちになります。この違いは何でしょうか?次の日の「仕事」なり「学校に行くこと」なり、あるいは人と会う約束をしていれば、そこで「ドーパミン」の分泌が期待できないと予測するからです。すると、この「ドーパミン」は脳内の快感物質ではあっても、何かのイメージを思い浮べさせるということが分かるのです。

たとえば、前日の夜に一睡もしなかったという体験は誰にもあります。徹夜で仕事をしたとか、次の日の何ごとかのために「準備」をした、などの体験のことです。疲労物質はたまって、体が思うように活動できなくても「眠れなかったのでとても困った状態にある」とは思いません。次の日の行動では「ドーパミン」が分泌するからです。「徹夜の仕事」「次の日の行動のための準備」といったことがドーパミンを分泌させます。これは、身体はたいへん疲労していても、ドーパミンは分泌するというケースです。「徹夜で仕事をした」「行動のための準備をした」ということがドーパミンの分泌を可能にします。脳の前頭葉に「徹夜の仕事」や「行動のための準備」ということがイメージを表象させているのです。このイメージがドーパミンを分泌させます。

●うつ病は、前頭葉に表象するイメージの中身のこと

ちなみに、前頭葉は、ちょうどパソコンのディスプレーのような機能をもって働いています。おおくのエセ脳科学者がいうように、前頭葉が知的な精神活動をおこなっているのではありません。パソコンは、ハードディスクが働いていて、その働きの結果をディスプレーに映し出すように、脳もまた、ブローカー言語野がハードディスクの役割りをになっています。そして、人間の脳は、「右脳の前頭葉」だけがパソコンのディスプレーと同じようにイメージを思い浮べさせるのです。なぜ、そういうことがいえるのか?というと、ちゃんと根拠があります。左脳はデジタル脳で、「ものごとを認識する」ということをおこなっています。右脳はアナログ脳で、「ものごとを認知する」ということをおこなっています。この左脳と右脳のげんみつな違いの内容は分からなくても、同じものではないことは理解されるでしょう。朝起きたときに「おはよう」と言う言葉を思い出したり、想起させて発語させるのが左脳です。「右脳」は、夜寝ているときにいろいろな夢のイメージを思い浮べます。
朝、起きると、夢のイメージは消えます。「なんだか変な夢を見たなあ」という夢の記憶が残っています。
しかし、起きて、目が見ているもの、手で触っているもの、耳に聴こえてくるものについてのイメージが思い浮びます。このようなことからも、左脳と右脳の違いや役割り、メカニズムの働き方が正しく理解されるのです。

お話を元に戻しましょう。
ドーパミンは、どんな行動の結果によっても分泌されます。
ドーパミンは、右脳系の前頭葉に分泌します。前頭葉というパソコンのディスプレーに相当する部位に、イメージが表象した結果、分泌されるのです。このイメージの中身が安心感をもたらすのです。
「徹夜の仕事」の場合ならば、仕事の目的の利益とか信用、品質、あるいは自分自身への評価といったことが中身になるでしょう。わざわざ「徹夜」までしておこなった仕事なので「信用」とか「安全」といった価値をもつイメージであるかもしれません。もしくは、「決められた期日までに完成した」という期待価値のもたらす経済的利得のイメージかもしれません。

逆から考えると、「不眠」がなぜ困るのかということがよく分かります。単にドーパミンを分泌させることがない、ということにとどまりません。ドーパミンを分泌させる「イメージ」が思い浮ばないことが困ることなのです。
イメージにともなう中身が実現しないことが困ることです。
「自分の信用が減った」「自分は安全ではない」「自分は認めてもらえていない」「自分は、安定した関係から外されてしまうのではないか?」といったことのどれかが減少したと感じられるか、すでに無くなってしまった、ということを感じて「安心感」が得られないということが困ることなのです。

●うつ病は、人生を生きていくための正当な安心を得られない病気

ドーパミンの分泌だけが問題ではなく、ドーパミンの分泌をもたらすイメージとその中身が問題になるのです。
「うつ病」は、自分に「安心」をもたらす「イメージ」を表象させることができないので困ってしまった人という病気です。なぜ「安心感」がないと困るのでしょうか。それは、水を飲まないと困る、食事を摂らないと困る、休息をとらないと困る、ということと同じように生きることの安全がおびやかされているからです。水を飲む、食事を摂ることの困ることは生理的身体の生きることの安全のおびやかしです。

前頭葉に思い浮ぶイメージは、「行動の地図」のようなものです。飛行機の運行地図とか、船の航海地図のようなものです。「人生の地図」といってもいいかもしれません。
「地図」がしっかりしていないとどこでどのように行動が行止まりにぶつかるか?と誰もが不安になるでしょう。
前頭葉に思い浮ぶイメージの世界を「観念の世界」とも、「心や精神の世界」ともいいます。人間は、前頭葉に思い浮べられるイメージの中身しだいで「行動」が止まり、生活も身体も瓦解します。その「瓦解」の道をたどりはじめているのが「うつ病」です。

●ポルソナーレのうつ病の解消のためのアドバイスはこちらでおこなっています。お問い合わせください。



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